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官能小説家ナオト。の、日々雑感。

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官能小説の行方

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」

島田紳介は芸人になる前、「芸能界を見てチョロいと思った」と語っているのを見ました。
才能というのは確かにそういうもんだろうなと目から鱗でしたが、
自惚れでも何でもなく、商業誌の官能小説をあれこれ読んでみて、あまりのつまらなさに
「これくらいなら俺の方がエロいの書ける」とは思いました。
第二の団鬼六や、宇野鴻一郎や、川上宗薫は、もはや出版業界からは発掘されないだろう、と確信するほど、今の出版社の凋落ぶりを感じます。
さて、それではその才能たちはすっかり消えてしまったのかというと、全く違いました。
彼らはすでに出版業界などに見切りをつけ、ビジュアルノベルという世界で新たなエロを発信し始めているのです。
かつて団鬼六は、何故筆を置いたか訊ねられ
「めんどくさくなった」と言いましたが、もし彼が若かったら音楽や背景、そして声の入ったノベルゲームで大いに才能を発揮していたかも知れません。
「若妻万華鏡(完全版)」は僕が大変衝撃を受けたゲームの一つです。
若妻万華鏡ジャケ


女性のエロい瞬間

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」

AVも好きだし、官能小説も好きですが、最近いわゆる2次モノ?(というのかな)だけが持つ
表現の可能性を感じています。

調教物にしても、寝取られ物にしても、そこに女性の淫乱化や堕落があるからこそ興奮があるわけですが、つきつめると、それは「少女性との決別」ではないか、と僕は勝手に解釈しています。
少女性=羞じらい、とか、清純さ、とか、そういったものです。

たとえば年上好きだった女性が、初めて年下男を「可愛い」と思った瞬間というのは、
とてもエロい瞬間だと思うわけです。
そこには、可愛らしい女性など存在せず、少女性と決別した「妖婦としてのオンナ」がいると思うのです。

「ぽんふぁーず」という同人のこのシリーズは、その辺、実によく分かってる気がします。
内容はいたってソフトなんだけど、エロいわ、こりゃ。
ポンファーズ写真
ぽんふぁーずvol.1女教師編

寝取られの新作

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」

幻創文庫で、「寝取られもの」始めました。
「電車男」という革命的な読み物は、当時それほど気には留めませんでした。
しかし、あるとき、何かのスポーツ中継で、ラジオ実況を聴きながら、
その試合のネット掲示板を見ていたときがあったのです。
日本(仮)が劣勢になると、ひどい書き込みがどんどん続きます。
「誰それが悪い」だの、責任のなすり合い。
ところが、接戦になって、展開がまったく見えなくなると
掲示板自体からも、息を呑む雰囲気が伝わってくるのです。
やがて、あれだけ罵り合っていたみんなは一つになって
「がんばれ」
「頼む」と変わっていきました。
最後
「かった…」
と誰かが一言。
自分は何故掲示板を見てウルウルしてんだろう、と思いました。
今回、そんな感動とは無縁のエロ小説で、掲示板を使います。笑

共通点にヒヤリ

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「女捜査官マコト~レズの罠~」
僕は「寝取られ」小説を書いていながら、寝取られ漫画の元祖、
山文京伝先生の作品は読んだことはありませんでした。
(もちろん名前は知っていましたし、アニメとかは出来がよさそうなので、見てみたいと思ってましたが)
色々ネットで情報を知るうち、去年暮れに出た新刊があるということにまず驚きました。
実は、失礼ながら80年代の方だと勝手に思い込んでいたのです。
「蒼月の季節」というその最新刊は、実にどストライクの寝取られ物で、
すぐに読みたくなり、昨日探しに行ったのです。
残念ながら、お目当てのものはなく、一冊だけ、ほんとにたまたま、
「READINESS」という女刑事物がありました。
ネットで、全ての作品をチェックしていたので、内容は何となく分かっていましたが
読んでいくうちに、ヒヤヒヤしました。
主人公が警視庁捜査一課の女刑事。まあ、この辺はマコトと一緒でも慌てません。
しかし、洗脳、マインドコントロールのあたりで、ザワザワと不安が押し寄せてきます。
そして、なんと女調教師の名前が、「劉美珠」という中国人っぽい名前なのです。
もはや、ここまでくると顔が青ざめてきました。下半身は昂奮してましたが。
その後は、祈るような気持ちで読んでいきました。。。
結局、それ以上は共通点もなく、話のテーマ的にも、「マコト」とかぶってないと分かりホッとしました。
こういうことは、実は決して珍しいことではないとは知っています。
いいストーリーが浮かんで、ストックしておくと、ドラマや映画にそっくりなのが出てきたり。
それにしても、山文京伝先生。予想以上にエロかった。「蒼月の季節」、早く読みたい。

レズ小説は難しい

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でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「女捜査官マコト~レズの罠~」

幻創文庫で連載中の「女捜査官マコト」。
初のレズ物ですが、思ったほど反応がないですねー。笑
実際書き始めるまでは、簡単に考えてたんですが、書いてみてレズ物は難しいということに気づきました。
マコト途中jpg

自分の才能のなさを露呈してしまったというか。
レズというのは当然ながら、男女間にあるような「挿入」はありません。
もちろん、ペニスバンドとかもあるのですが、やはり所詮そんなものは道具です。
レズの官能というのは、おそらく果てしなく続く愛撫や、
繊細な肌の触れ合い、優しさ、といったところなのかも知れません。
青木忍が頑張れば頑張るほど、男になるだけで…こまったもんです。
少し気分転換に違うの書くのもいーかもと、考えています。
イラストは、ピクシアで破壊されたのをまた描きなおし始めた途中経過ですorz。

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