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官能小説家ナオト。の、日々雑感。

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官能小説の行方

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」

島田紳介は芸人になる前、「芸能界を見てチョロいと思った」と語っているのを見ました。
才能というのは確かにそういうもんだろうなと目から鱗でしたが、
自惚れでも何でもなく、商業誌の官能小説をあれこれ読んでみて、あまりのつまらなさに
「これくらいなら俺の方がエロいの書ける」とは思いました。
第二の団鬼六や、宇野鴻一郎や、川上宗薫は、もはや出版業界からは発掘されないだろう、と確信するほど、今の出版社の凋落ぶりを感じます。
さて、それではその才能たちはすっかり消えてしまったのかというと、全く違いました。
彼らはすでに出版業界などに見切りをつけ、ビジュアルノベルという世界で新たなエロを発信し始めているのです。
かつて団鬼六は、何故筆を置いたか訊ねられ
「めんどくさくなった」と言いましたが、もし彼が若かったら音楽や背景、そして声の入ったノベルゲームで大いに才能を発揮していたかも知れません。
「若妻万華鏡(完全版)」は僕が大変衝撃を受けたゲームの一つです。
若妻万華鏡ジャケ


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