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官能小説家ナオト。の、日々雑感。

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ご購入ありがとうございます。

でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「ダイヤモンドでつかまえて」
ブログ803
ヤブヌマ2、たくさんの方にご購入いただきありがとうございます。
ヤブヌマ1のときは初めまったく売れなかったことを思えば、本当にありがたいことだと思います。
上の画像は、また余った差分絵が出てきたパターンです。笑
ヤブ2制作を振り返ってみて、何故二年半もかかったのか考えると
「想定してもいないのに続編を作るととんでもない目にあう」ということにつきます。笑
エンディングは頭にあったので簡単に出来るかと安易に考えていたのですが、
いざシナリオを進めると様々な不都合が出てきました。
ああ~、パート1でこんなことコイツに言わせてなきゃ、ココはこう出来たのに~みたいな。
ずいぶん回り道はしましたが、結果的には満足いくものが出来たと思ってます。
色んな方がレビューしてくださり大変興味深く、またありがたく読ませていただいてます。ありがとうございます。
僕が今一番楽しみにしているネット小説サイト「耽美画報」でもレビューしていただいたので、
お返しではないですがこのサイトで連載再開された「地獄の美囚」を紹介します。
今現在もっともハードでダークな官能小説だと思います。
とにかく凄いので興味ある方はぜひ一度読んでみてください。
耽美画報
次は「悪魔」にかかります。
ゲームのほうは3つほど書きたいものがあり、つい気がつくとキャラ設定とかやってたりするんですが
悪魔頑張らなきゃ。

お薦め

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
ヤブヌマ2頑張って作っております。何とか1月後半の発売目指してます。
さて、こんなことやってる場合じゃないんですが、どうしてもお薦めしたい作品があるのでご紹介します。
皆さんは例えば大好きな一般漫画があって、これが壮大な寝取られ物語の序章ならなあ、とか思ったことはありませんか。
20巻くらいまで普通の面白い漫画で、ところがどっこいそれが単なるNTRの序章。これこそ究極じゃないでしょうか。
でもそんなのあり得ないと諦めるんですが、わずかながらその期待を抱かせてくれるサークルさんがあります。
「亀のおなか」というサークルさんの「身も心も美しき令嬢の、終ぞなき堕落と腐敗」という作品は久々に身震いしました。NTRとは違いますが、根本は同じではないかと自分は思ってます。
ただしグロ、スカがあるのでご注意ください。
そしてこちらで長期連載している「素敵な夢をありがとう」が問題の作品です。
なんかそういう匂いがプンプンするのです。誰も見たことない超長編。あくまで勝手な妄想ですけど。
絵も内容も素晴らしいのでぜひ皆さんも触れてみてはいかがでしょう。
終ぞなき堕落と腐敗

団鬼六

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
団鬼六が亡くなった。
あれは多分二十二歳のとき。
東京某下町の薄暗い小さな古本屋で、僕は花と蛇(角川文庫版)の第四巻を見つけた。
それまでSM雑誌等で目に触れても、時代物や任侠、和服女性の設定にどうにも馴染めなかった僕を鬼六文学に誘ってくれたのが、この四巻登場の村瀬小夜子だった。
宝石店の娘で現代的な美貌を持った令嬢がチンピラ共の手によって最下層の教育を受ける。
今で言えば官能小説の王道だが、当時小夜子と同年齢の自分は昂奮に震えながら読んだものだ。
姦計に堕ちた小夜子は恋人に宛てて決別の言葉をテープに録音させられる。
このとき自分は初めて「寝取られ」と遭遇したと思っている。
その後現代物から片っ端に読みあさり、「鬼ゆり峠」や「無残花物語」は僕の時代物アレルギーをも払拭してくれた。
間違いなく小夜子、お柳、京子や浪路に出会わなければ真由香も咲美も生まれてなかったし、
団鬼六に出会わなければ、自分にエロ小説もどきを書くことなど無理だったと思う。
ブログやツイッターも実は結構読ませていただいていた。
氏の句(つぶやき)で印象に残ったものがある。
正確ではないが、「ポルノ小説でお前を養うと、背中の幼子に詫びた」というような一言だ。
ご冥福をお祈りいたします。
無残花

まだ少しかかります。

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
ご無沙汰しております。
寒くなりました。去年寒さの中ヤブヌマと格闘した状況に今年もなりそうです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
そんなヤブヌマがDLsite.comでピックアップされてると教えていただいたので、ブログの更新も兼ねて。
「悪魔のささやき」がいいかげん、「お前いいかげんにせーよ」状態だと思います。。
しかしどうにもこうにも、しっちゃかめっちゃかなことになっており、本当にすみません。
思えば「悪魔」は、とあるサイトである方の投稿を読みたいがために、その氏とのメールのやりとりで書き始めたのでした。
言い訳はこの辺にして、とりあえず二巻導入部あたりだけでも。。
まだ少し、というか、いつと言えない状況ですがお許しください。



悪魔のささやき 第二巻

「いってらっしゃい!」
「うん、行ってくる」

 玄関で真貴と一緒に貴彦を見送った、今朝の光景を思い出す。照れくさそうに一瞬だけこちらを向く、新婚当時から変わらぬ夫の癖。
 しかし気のせいだろうか、以前の貴彦との微妙な違いを、真由香は感じる。どこかよそよそしさがないか。根拠などないが、ただ漠然と感じるのである。

(きっと自分の思い過ごしだ)

 おかしいのは貴彦ではなく自分のほうだと真由香は自らに言い聞かせた。実際あの日から自分の記憶すらはっきりしない。
 
 あの日…。
 
 そう、自分が悪魔に心を売った日のことである。
 あれから一週間が過ぎていた。

「真由香!」

「真由香ってば!」

 はっと顔を上げると懐かしい顔が怪訝そうにこちらをみつめていた。
「もう、どしたの?さっきから、まるで魂が抜けちゃったみたいよ」
 うりざね顔の眉間に皺を寄せ、尾崎弥生は口を尖らせてそう言うと、真由香の隣りにちょこんと腰掛けプリンを食べている真貴の頬をナプキンで拭いてやる。
「真貴ちゃん、おいし?ママおかしいよね~」

 都内のファミリーレストラン。日除けのカーテン越しに、プラタナスの緑が揺れている。
 真由香は中学時代からの親友である弥生を訪ねていた。

「言いなさい、真由香。何かあったんでしょ?」
 弥生は同い年ながら、昔から姉のような頼もしさがあった。言葉を交わさなくても何となく異変を感じるのだろう。

「旦那が浮気したとか?」

 思わず息を飲んだ。

「えっ?嘘でしょ!」
 弥生が大きな声を出すので慌てて否定する。

 やはりどうしても言えない。
 弥生でもやはり話せない。
 藁にもすがる思いでこうして彼女を訪ねたのだが、本当は誰かに心配して欲しかっただけなのだろうか。
 
 今までは貴彦に何でも話してきた。
 悩みがあったら、まず貴彦に話した。
 懐かしい友人に会っても、貴彦に秘密を作ってしまったことを再確認するばかりで、思わず涙がこぼれた。

「真由香?」
「・・・・ごめん」
「言えないの?」
 真貴も幼い瞳で心配そうに母親を見つめている。
「弥生、ありがとう・・・大丈夫」
 弥生はしばらく黙って切れ長の瞳を真由香に向けていたが、やがて静かに、しかし強い口調で言った。

「わかった。でも、どうしようもなくなったら私には話して」
「ありがとう・・」
「それから、」
 ちらりと真貴に視線を送ってから念を押した。

「真貴ちゃんを第一に考えるんだよ。いい?」
 弥生が握ってくれた手を真由香は握り返した。強くならなきゃいけない。自分は母親。自分に言い聞かせる他ないのだ。

 暗い海の中でも、一筋の光に向かって這い上がらねばならぬ。新たにそう決意した真由香の心を、再び悪魔は地獄へ突き落とす。
 真由香の携帯に天城蒼雲、いや矢崎周次から電話が入ったのは、弥生と別れ、地下鉄三ノ輪駅の階段を下りようとしたときだ。
 これで四度目である。
 最初に電話があったのは矢崎に陵辱された翌日の午後。そして昨日の朝と、今朝。いずれも真由香は無言で電話を切った。
 娘の手をしっかり握ったまま片手で籐のバッグを肩に掛け直し、携帯を取り出した。
(強く、ならなきゃ)
 大きく深呼吸して、通話ボタンを押した。

「おっ、今日は外か。出かける元気が出りゃ、もう大丈夫だ」


BLに挑戦

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でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
先日のブログタイトルが「寝取られの次は…」でしたが、
実は今回初めてBL(ボーイズラブ)なるものを幻創文庫さんで書かせていただきました。
まもなく掲載されると思いますので、もし興味を持たれましたらご一読ください。
BLというものは僕自身まったく読んだこともありませんでした。
しかし遥か昔、ひょっとするとすでに遭遇していたのです。
つかこうへいの「いつも心に太陽を」という短編集を買ったのは十代の頃でした。
書店で何の予備知識もなくペラペラめくっていると「ロマンス」という作品がありました。
オリンピックを目指す水泳部の男子同士の恋愛話に、僕はドキドキしたのです。(ホモじゃないですが)
一緒に来ていた友人に「何買ったの?」と聞かれても、正直に答えられなかったのを鮮明に覚えています。
ですからBLは決して女性だけのものでもない気がします。
近頃のショタや女装、TS物は寝取られジャンルとともにまだまだ進化しそうです。クーロ君
↑ただ、クーロ君のように男の心をちゃんと持ったキャラじゃないとね。
もちろん、BLを書いたからといってもナオト。はナオト。ですので今後もNTR、頑張ります。^^

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