2ntブログ
ナオト。's cafe
官能小説家ナオト。の、日々雑感。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チョイダシ3

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
気づいてる人は気づいてると思いますのでもうぶっちゃけますが、実際は絵も自分で描いてます。
今回は前回よりは気合入れなきゃとは思ってますが、とりあえず咲美立ち絵のイメージです。
チョイダシもほんの少し。
ヤブヌマ2咲美

(ガチャン)

「パパーっ」
玄関のドアを開けるといつものように智美が駆けてくる。抱き上げると頬にキスをくれた。
智美「小鳥しゃん、ちゅくったの」
幼稚園で作ったらしい、松ぼっくりの工作を自慢げに見せてくれた。

そして…。

「おかえりっ」

いつもの笑顔。
料理の途中だったのだろう、
カットソーを腕まくりした
エプロン姿の妻…

咲美。

咲美「今日寒かったでしょ。北海道は雪だって」

主人公「うん。ただいま」

咲美「お鍋だよ。お風呂入っといでよ」

主人公「うん」

咲美「待った!もぉ~、袖のボタン取れかけてる。営業さんなんだから、しっかりしないと。ほれっ、脱いで」

主人公「サンキュ」

チョイダシ2

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
制作頑張ってますが、まだかかります。
チョイダシ2を。これはイントロダクション部分で前回の記事の前部分になります。
次回ブログをアップするときは、絵を少し見せられると思います。

あの温泉旅行から二週間と二日。
咲美が藪沼と再会する日が、いよいよ明日に迫った。

昼休み。
約束のファミリーレストランに向かう。

秋も深まり、イチョウが舗道に黄色い絨毯を敷き始めている。
最近は昼間も肌寒さを感じる。ビル風が冷たい。
咲美にそろそろコートを出してもらわなきゃ。
去年のボーナスで買った、咲美見立ての紺のコート。
角を曲がると、店のガラス越しに忌まわしい中年太りの男が見えた。

藪沼(やぶぬま)…。

僕は奴と、明日の予定を確認するため待ち合わせたのだ。

元々、妻咲美はパート先の上司である奴のことが大嫌いだった。
三白眼に厚い唇。鷲鼻の横には大きなホクロがあり、一度見ると忘れない顔。
身の程わきまえず女好きで、セクハラに遭っているのは妻だけではなかった。
上部の者にへつらい、慣れない新人のバイトにねちねち説教するところなど、嫌っていたのは外見ばかりではなかった。

そんな男と、妻咲美が肉の契りを結んだ。
経緯はあったにせよ、咲美は奴の肉竿に翻弄された。
あんなに嫌っていたオヤジにしがみつき、
足を巻きつけ嬌声を上げながら、
汚れた男根に狂喜乱舞したのだ。
部屋の扉をノックする僕を無視して、
唇を許し、気をやったのだ。

あろうことか、再会の約束まで了承して…。

所詮、女とはこんなものか。
年月をかけてこつこつ育んだ夫婦の絆など、
ただ一度の肉交で吹き飛ぶほど、なんと脆弱なものか。

淫らで浅ましい。
結局一皮向けば、女などそういう生き物じゃないか。

淫らに落ちるのならば、とことん淫らになればいい。
ふしだらで、破廉恥な女になってしまえ。
僕の歪んだ劣情のマグマは、今にも爆発しそうだった。

店内に入ると、窓際の席で藪沼がウエイトレスと話しこんでいるのが見えた。

「あ、ご主人どーもどーも」
「お待たせしました」
「いらっしゃいませ」
ウエイトレスに僕はAランチを注文した。
「ご主人モテるでしょう?」
「は?」
「いや、あのウエイトレス、私のときより全然愛想がいい」
「………」
「キミ女子大生?って訊いたらムスッとして無視ですよ。ご主人ならたぶん答えてると思いますよ」
「………」
「ったく、最近の若い女は社交辞令ってのを知らない。自惚(うぬぼ)れんじゃないよ」

去っていくウエイトレスの後姿に舌打ちをしながら、藪沼は小声で文句を言った。
この男は咲美の言うとおりだ。
デリカシーというものが感じられない。

チョイダシ

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
ヤブヌマ2、あまりの遅れっぷりに催促もありますので、ほんのちょい出しで申し訳ありませんが。
ヤマは何とか超えられそうになってますが、まだ安心は出来ません。

「それはそうと、ご主人ちょっとご注意しておきたいことがあるんですが」
「?」
「あのDVDですよ。ちゃんと保管してますよね?」
「も、もちろんです。どうしてですか」
「まあ、大丈夫とは思いますが、万が一奥さんに見つかったら全て終わりです」
当然だ。
それこそあんなものが見つかったら僕ら夫婦は今度こそおしまいである。
「いえね、あのDVDのデータはパソコンで編集したんですが、
私、前に一度ウイルスに感染したことがありまして」
「えっ?」
「いや、ですから、そのときに懲りたんで、ああいったヤバいデータはなるべくすぐ消すようにしてるんです。あの温泉の夜のデータは、だからもう全部消去してしまいました。
テープも破棄しましたし、データも全部。
ご主人も、ああいう火種はなるべく早く処分したほうがいい」
藪沼がこんなに気配りが出来るとは少々意外だったが、確かにそれもそうだ。
うっかり、ということが無いとは限らない。
藪沼は三白眼をさらに細めてほくそえむと、時代劇の悪徳商人のように耳打ちした。
「どっちみち毎回記録するんですから。明日のも楽しみにしててくださいよ」

今年一年ありがとうございました。

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
早いものでヤブヌマ出してからはや一年です。
応援してくださった方、今年も本当にありがとうございました。
また、自分の気まぐれで「悪魔…」「ヤブヌマ2」遅れており申し訳ありません。
悪魔…優先でやっておりますが、ヤブ2も同時進行しております。
それでは新しい年が皆さんにとってよい年になりますよう。
ヤブ2予告

最近読んだNTR漫画

連載中
でじたる書房「悪魔のささやき~寝取られ妻、真由香1~」
幻創文庫「だるまさんが転んだ」
最近ようやく読むことが出来た二作がこちら。
やさしいうた2
↑やさしいうた/床子屋
更なる続編に期待。
ムーサ2
↑Musa 2/攻め★弾正
完結。見事な作品だけにNTRとしてはやや賛否分かれるところか?
寝取トラレタ姫騎兵2
↑寝取ラレタ姫騎兵/我チ○コ書房
更なる続編がもうすぐ出るようで楽しみです。
実は最近読み返して気づいたんですが、
ヤブヌマのキャラはこの漫画の男が頭の片隅に残ってたとしか思えません。笑
苗字まで似てて自分で笑ってしまいました。
■悪魔のささやき 二巻■③
 赤坂の広告制作会社でクリエイティブディレクターと打ち合わせを終えた貴彦は、その足で新宿へ車を走らせた。中央公園傍の地下駐車場へ車を滑り込ませ、目的地であるビルへ向かう。
 夕方とはいえ、少し歩くだけでたちまち滝のような汗が吹き出る。
 どこかで夏祭りでもあるのだろうか。浴衣姿の少女二人が、手を繋いで歌を歌いながら貴彦の横を駆けていった。
 恒川興信所。
 エレベーターで階を確認しボタンを押すと、大きく息をついた。
 貴彦は矢崎の素性調査を依頼していた。

「どうも。暑い日が続きますね。どうぞ」
 パーティションで仕切られただけの簡素な応接セットだったが、どうやら他の社員は帰ったようで、代表である恒川自ら麦茶を入れたコップを貴彦の前に置いた。

「うちみたいな小さな会社はとにかく経費削減、お茶酌みも社長の仕事でして」
 そう言って笑うと、薄くなった頭をポリポリ掻きながらテーブルの上に調査ファイルを広げた。
「あ、煙草吸われましたよね。どうぞご遠慮なく」



 貴彦が帰宅したのは日の暮れた7時半過ぎだった。
 マンションの扉を開けると、見慣れたチェックのエプロン、白のTシャツにアイボリーのハーフパンツで優しい笑顔が迎えてくれた。真由香の爽やかさは何ひとつ変わっていない。

「おかえり。暑かったでしょ」
「ふー、外回りばっかでバテた」

 白々しく言いながら真由香にバッグを預け、嬉しそうにしがみ付いてきた真貴を抱き上げる。

「パパー」
 舌足らずな覚えたての言葉に、いつも以上に胸が痛んだ。

「お風呂沸いてるよ。さっぱりしたら?」
「うん」

 ゆったり浸かることの出来る大きめの浴槽。マンション購入時に、175センチを超える貴彦のことを思って、真由香が浴槽まで厳しくチェックしてくれたことを思い出す。
 貴彦は両足をバスタブの上に投げ出し、顎の半ばまで湯に浸かりながら目を閉じた。

フリーエリア

フリーエリア

リンク

最新記事

最新トラックバック

最新コメント

カテゴリ

プロフィール

naoteather

Author:naoteather
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

リンク

リンク

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード